白樺ジュース
広いチェルノーゼムのステップ。ロシアに来たばかりの頃は山が無い景色は新鮮だった。
モスクワでパスポートの更新
お久しぶりです。大学が始まって忙しくてあまり更新できません。
大人の塗り絵
こんな感じの包装。
注文した3冊!ジョハンナ・バスフォードさんの塗り絵本です。
この中の1冊に段ボールから付いたと思われる糊が付いていましたが塗れたティッシュで拭いたら取れました。
日本版と違うのは表紙の色使いとカバーの質。日本版は表紙が結構カラフルに塗られていますがロシア版は黒と金(箔押し)というシンプルな感じ。注文するときにサイトで見たときは黄色に見えましたが実際は金色でもっとかわいい。表紙は庭と森はなんとハードカバー!まるで絵本のようです。海だけなぜかソフトカバーでした。糊が付いていたのがハードカバーの方だけでよかった…。
中身は翻訳文以外日本版と変わりはありません。
作者のサイトを見ると、ロシアと同じようなデザインの英語版が売られていたのでロシア版の方が近いのかな。でも本の装丁は若干違ったのでおそらく、各国の印刷の会社にある程度装丁は任されているのかなと思います。日本ではカラフルでかわいらしい方が手に取られやすいということなんですかね。
タイプライター的なフォントがかわいい。
ロシアのOZONで買い物
今日は初めてロシアのAmazonと言われているOZON(https://www.ozon.ru/)で買い物をしました。
きっかけはモスクワに在住の日本人の方がTwitterに本屋で撮った大人の塗り絵の写真を載せていたこと。先月の一時帰国で母に大人の塗り絵をプレゼントしたばかりで自分も欲しいなと思っていたところ、まさかロシアでも大人の塗り絵ブームが来ていたとは・・・!
私の住んでる田舎で探すのも大変なのでOZONで買うことにしました。調べてみるとルーブル安も相まって日本と比べてかなり安い。ジョハンナ・バスフォードさんの塗り絵本が500円以下というびっくり価格で買えるとわかったのでシリーズ3作全部注文することにしました。
OZONでの注文方法
1.商品ページで「В корзину」をクリックしてカートに入れる。
続きを読むシベリヤの三等列車
林芙美子さんの書いた「シベリヤの三等列車」というエッセイがある。
私はいつもこのチケットを買う。本当は一つ上のランクのクペ(4人部屋の寝台)の方がいいが安さに負けてこっちにしている。もちろん盗難には注意していて、スーツケースはベッドの下、貴重品等は枕元か旅行用の貴重品入れを首にかけて服の中に隠しておく。周りの人がなかなか寝なかったり、いびきがうるさいと大変だけど大体は疲れているからすぐに寝れる。
エッセイでは著者は戦争に巻き込まれる心配をしながら満州で列車の中で必要な毛布や食料を買ってシベリア鉄道に乗り込む。シベリア鉄道の毛布は薄くて寒く、食べ物は高いからだ。三等席にしたのも節約のため。
著者が列車の中で出会った閉ざされたソビエトで自由に生きる人々との交流が生き生きと頭に浮かんできた。それに車窓から見える吹雪に折れさうな白樺のひょろひょろした林も、陽気なロシア人も、今と何も変わっていない。
サンクトペテルブルグまでの約20時間の列車の中で、満州からパリまで電車に乗るってどんなに長いことなんだろうと思った。
このエッセイは青空文庫で読めます。短いのですぐ読めます。
林芙美子 シベリヤの三等列車